教育ネットワーク


国際開発農学専修では、2年間の学習期間を通して、様々な角度から21世紀の国際協力や開発援助のあり方を学生諸君なりに模索してもらいたいと考えています。このような教育理念を実現するため、当専修は本学大学院農学生命科学研究科の7つの専攻(生産・環境生物学専攻、森林科学専攻、水圏生物科学専攻、農業・資源経済学専攻、生物・環境工学専攻、生物材料科学専攻、農学国際専攻)の協力によって運営されています。

3年次には4つの附属施設(生体調和農学機構、演習林、牧場、水産実験所)において実習を行います。農場実習(生体調和農学機構)、森林実習(演習林)、牧場実習(牧場)、水産実習(水産実験所)附属施設の教員は実習の現場で直接指導をします。

国際農学実験・実習では共通の基礎実験を行った後、個別の研究室を選択し、独自のプログラムで応用的な実験・実習を行います。ここで個々の教員の研究に触れることができます。

卒業論文
国際開発農学フォーラム

ベトナムのマングローブ林の中で(海外実習ベトナムのマングローブ林の中で(海外実習)


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卒業論文   インドネシア農村での調査 インドネシア農村での調査

卒業論文は必修科目で、農学国際専攻の9つの研究室(国際水産開発学研究室、国際動物資源科学研究室、国際植物資源科学研究室、国際植物材料科学研究室、国際森林環境学研究室、新機能植物開発学研究室、国際農業開発学研究室、国際環境経済学研究室、国際情報農学研究室)をはじめとする7つの関連専攻および4つの附属施設の中から履修を希望する研究室を選択することができます。
 

これまでの卒業論文の例

 
タイの余剰耕地におけるサトウキビ栽培によるバイオエタノールの生産の展望  
  リモートセンシングによる熱帯水田の収量把握  
  中国四川省における生態農学の取り組みとその評価  
  開発途上国における農村金融機関の自立  
  21世紀の日本の食料貿易構造をめぐる考案  
  ネパールのコミュニティー林業  
  オーストラリアの稲作    
  ワクチン投与マウスにおいて原虫感染時におこる腫脹の解明    
  パームオイル産業がかかえる問題の解決に向けた取組みに対する評価    
   
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国際開発農学フォーラム   フォーラムの講演会 フォーラムの講演会

フォーラムは年間に数回程度開催されます。教員も協力しますが、原則として学生により企画運営されています。ここでは既成の講義の枠を越えて、国際協力最前線の話を聞くことができます。
 

フォーラムの内容例

 
  平成23年度    
    第1回(7/22)
中東地域の政治変動から見えるもの 〜アラブの春と市民運動〜
敬愛大学教授 水口 章
   
   
第2回(11/29)
ユーロ危機について
読売新聞記者 渡辺 茂
   
    第3回(2/2)
気候変動のウソ・ホント
東京工業大学大学院教授 丸山 茂徳
   
  平成24年度    
    第1回(7/27)
あなたの知らない働き方 社会貢献×ビジネス
社会起業大学事務局 藤井 崇
   
   
第2回(12/10)
あなたはTPPに賛成? 反対?
キャノングローバル戦略研究所研究主幹 山下一仁
   
    第3回(1/15)
もうかる農業「農業はもうからない」そんなあなたの常識を覆します。
農業生産法人トリップリバー代表取締役 嶋崎秀樹
   
  平成25年度    
    第1回(3/12)
〜遺伝子組換え規制の国際交渉を知る〜
(独)農業生物資源研究所 遺伝子組換え研究センター・
遺伝子組換え研究推進室室長 田部井 豊
   
   
第2回(3/29)
無形文化保護の在り方について考えよう 〜大切なものをどう残すべきか?〜
EDATA代表取締役 山下 彩香
   

平成26年度




第1回(1/28)
東大でエコツーリズムを考える
筑波大学大学院准教授 伊藤 弘





第2回(3/10)
東日本大震災からの復興を景観という観点から考える
元・森林科学専攻森林風致計画学研究室准教授 小野 良平




平成27年度




第1回(1/10)
食で農業を考える 〜第1回弥生物産展〜 農林畜4分野からの出店
講演会「福島農業の復興を考える」溝口 勝ほか




平成28年度




第1回(7/17)
途上国開発と農業 〜ODAの運用から開発の現在を考える〜
JICA 中東・欧州部 篠原 雄之





第2回(12/18)
「国際舞台で必要な力とは 〜元国際公務員が語る、小さくて多きなこと〜」
農林水産省横浜植物防疫所 横井 幸生



   
   
   
   
   
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