第2回勉強会
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日本のNGOは,長い歴史を持ち,豊富な途上国支援の経験を持つ欧米諸国のNGOと比較すると,まだまだ拡充・強化される余地は大きいと考えられる.近年,日本のNGOも評価や理解を得るようになり,政府もNGOとのパートナーシップを重視し,連携体制により国際協力を行う体制がようやくととのってきたが,現実は,まだまだ資金や人材,情報収集等の面で多くの困難に直面している.
活動内容や活動の中で得られた情報を広く公平に知らせろことで,市民のさらなる理解を高め,また,適切な政策の提言を行うためにも,各分野において,NGOが専門性や実施能力を高めていくことも,今後の大きな課題といえる.
◆NGOの例大規模:国境なき医師団,アムネスティ・インターナショナル
1.国境なき医師団日本
2.アンゴラでの内戦終結に伴い判明した大規模飢饉への対応/パレスチナでの紛争下の市民への基礎医療,心理ケア/リベリアでの内戦拡大による負傷者,避難民の急増に対応/コンゴでのエイズ患者へのARV治療提供や戦闘地域での診療/アフガニスタンでの栄養改善,母子保健,移動診断/国内での証言活動,広報活動,資金援助の呼びかけなど
3.有給専従 国内23名/無給非専従 国内9名
4.一般5162名 学生会員231名
5.\1,233,321,741(会費4.2% 寄付金86.5% 繰越9.2%)
6.\1,233,321,741
1.アムネスティ・インターナショナル日本
2.世界各国への人権侵害への働きかけ/各国で展開されている会員活動との連携/暴力の連鎖を断つキャンペーンの展開(国内)/世界の人権侵害の情報提供(国内)/日本国内の死刑,難民,被拘束者に関する取組
3.有給専従 国内7名/有給非専従 国内4名
4.グループ会員1214名 個人会員2035名 賛助会員2961名 非営利団体70団体
5.\173,106,041(会費42.6% 寄付金33.9% 事業収入25.8% 繰越11.2%)
6.\173,106,041
中規模:アジアアフリカと主に歩む会,アジア女性センター
1.アジア・アフリカと共に歩む会
2.英語の本を集めて南アに送る/移動図書館を南アに送る/JICA委託で南アでエイズ予防教育を行う/南アの学校のトイレ整備
3.無給2名
4.
5.
6.\5,303,172
1.アジア女性センター
2.タガログ語・中国語によるホットラインの開催/7ヶ国語リーフレットの作成/当事者プログラムとしてのパソコン教室/子供プログラムとしてのアートセラピー
3.有給5名 無給35名
4.個人351名 法人50団体
5.
6.\14,911,606