第2回勉強会
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2.NGO間のネットワークについて

◆"国際協力NGOダイレクトリー2004"(編集・発行JANIC)より

・国際協力NGOダイレクトリー2004とは

JANICが2年おきに改訂・発行している.今回で9回目の発行.開発・環境・人権・平和などの分野で国境を超えて活動する日本のNGOの概要と最新の詳細なデータを全国規模で収録した,国際協力市民団体要覧.

cf.目次
  • 解説:"日本の国際協力NGO活動の概況"
  • 日本の国際協力市民組織(354団体)
  • 参考資料:国際協力を一部事業とする団体/その他の関連団体/日本政府関係省庁/政府関連機関など
  • NGO所在地の都道府県別一覧
  • 目的別索引(事業対象別・事業形態別索引・事業対象国・地域別索引)
  • 総索引(五十音順)
  • NGO行動指針


  • ・国際協力におけるネットワーク型NGOについて

    (事業内容)国際協力を主目的とし開発協力や教育・提言といった活動を行う団体間の連絡調整やネットワーキングを行うことを主たる事業とする

    (総数)33団体(全掲載NGO354団体,一部重複なし)

    (規模)第1部;8団体/226団体(=3.5%),条件;活動実績2年以上/前事業年度の国際協力事業費支出実績が50万円以上/年間財源の25%以上または100万円以上が自己資金

    第2部(1);5団体/76団体(=6.6%),条件;活動実績1年以上/前事業年度の国際協力事業費支出実績が50万円未満

    第2部(2);2団体/52団体(=3.8%),条件;活動実績1年以上,十分な回答のなかったもの(前事業年度の国際協力事業費支出実績は問わない)

    その他掲載なし;18団体(理由として考えられること;活動実績1年未満,国際協力が主目的でない団体である,など)

    ◆JANICの役割

    ○国内

    日本には,国際協力NGOが約400団体存在しており,これらの団体を横につなげているのがJANICである.

  • 情報のやり取り:JANICの会員制度
  • 情報内容:主に治安情報.他には国がNGOに対して言っていることの報告
  • 意見調整:国にNGO全体の意見を報告


  • ○国外

    日本以外の先進国にもJANICのような機関があり,その国のNGOの支援を行っている.また,各国にあるこのようなNGO支援センター間で,会議を開こうとする試みがなされている.

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    2004/6/4現在