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■ 経歴 |
1987年 |
ハ-バ-ド大学理学部化学科卒業 |
1990年 |
東京大学大学院農学系研究科水産専攻修士課程修了 |
1993年 |
東京大学大学院農学系研究科水産専攻博士課程修了 |
1993年 |
日本学術振興会特別奨励研究員(東京大学農学部) |
1994年 |
国際農林水産業研究センター 研究員 |
1998年 |
東京大学農学部非常勤講師(併任) |
1999年 |
国際農林水産業研究センター 主任研究員 |
2004年 |
東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授(連携教員として) |
2017年 |
東京大学大学院農学生命科学研究科 教授(連携教員として) |
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■ 専門分野
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甲殻類生理学、水産養殖学 |
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■ 研究関心 |
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エビ類の需要は、日本、米国が最大の輸入国として国際的に高まっています。それに伴い、特に東南アジアでエビ養殖が盛んに行われ、生産が急激に増加してきています。しかし、環境問題や親エビ不足の実態が発生しており、産業の安定化を図る必要があります。そこで、こういった問題を視野に入れ、基礎および応用的研究を行っています。主にエビ類の成熟・脱皮・浸透圧調節に関する生理学的研究、親エビの成熟制御技術の開発、および陸上循環式養殖システムの開発を行っています。
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■ 研究例 |
■研究例1
研究対象種の一つである淡水性オニテナガエビ。ベトナム・カントー大学と共同でこの種の種苗生産技術・エビ稲ファーミングシステムの技術開発に取り込んできている。 |
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■研究例2
カントー大学と共同で開発したグリーンウォーター種苗生産システムを用いているふ化場の例。カントー省トット・ノー地区にあるタン・ファットふ化場(民間)を示す。ふ化場の水槽のキャパシティーが40 m3 であり、年種苗生産量は300~450万尾である。 |

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研究例3
解明しようとしている甲殻類の生殖・脱皮を制御する内分泌機構の概念図。エビ類では、眼柄由来の抑制ホルモンおよび脳または胸部神経節由来の促進ホルモンが未同定である。
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