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■ 経歴 |
1975年 |
東京大学農学部農芸化学科卒業 |
1980年 |
東京大学大学院農学系研究科 農芸化学専門課程博士課程修了 |
1980年 |
東京大学大学院農学系研究科 農芸化学科 助手 |
1997年 |
東京大学大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻 助教授 |
2007年 |
東京大学大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻 助教授 |
この間
1997年〜1998年 |
英国 エディンバラ大学 細胞分子生物学研究所 研究員 |
2006年から |
東京大学大学院農学生命科学研究科 食の安全研究センター 併任(助教授) |
2012年 |
東京大学大学院農学生命科学研究科 農学国際専攻 教授 |
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■ 専門分野
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新機能植物開発学、植物バイオテクノロジー、植物組織培養、応用微生物学 |
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研究関心 |
当グループでは新たな機能を有する植物を育成することを目指し、植物組織培養を利用して有用な機能を持った外来の遺伝子を植物体に導入したり、植物にストレスを与えてその応答を調べ、ストレス耐性植物の育成に役立てようとしています。
たとえば温度感受性や光感受性プロモーターのプロモーターを用いて植物のフェニルプロパノイド代謝の調節を試みたり、遺伝子導入による代謝工学により、アントシアニンなど植物特有の有用代謝産物の効率的な生産を試みています。また、薬草(ベラドンナをはじめとする薬用植物)の毛状根を用いてサリチル酸などの刺激物質に対する植物の応答を調べています。
このほか、家畜の伝染病予防に役立てる目的で、動物の抗原や抗体を植物に作らせる研究をしています。
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■ 研究例 |
ムラサキイモ(サツマイモ)の毛状根培養における遺伝子導入の代謝工学の研究
この培養系を利用し、アントシアニン生合成系の酵素遺伝子をムラサキイモに導入・強化して二次代謝産物の生合成能力を高める培養条件の研究。
[写真の出典:Plant Biotechnology 21(5), 411-414 (2004)] |
形質転換したサツマイモ
アントシアニン生合成の代謝工学や動物の抗原、抗体など異種タンパク質の生産研究に用いる。 |
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