宮沢佳恵 准教授

国際植物資源科学研究室(国際植物生産学大講座)

■ 専門分野 環境保全型農業、土壌有機物、パーマカルチャー

■経歴

1997年 東北大学理学部生物学科卒業
2000年 McGill大学大学院生物学科修士課程修了
2003年 東京大学大学院農学生命科学研究科農学国際専攻博士課程修了
2003年 農研機構 東北農業研究センター 研究員
2008年 農研機構 東北農業研究センター 主任研究員
2012年 東京大学農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 助教
2014年 現職

■研究関心

作物や野菜の栽培において、どうしたら環境負荷を減らしていけるか、という課題に土壌肥料や生態学的視点から取り組んでいます。 今後は新たな研究テーマのひとつとして、パーマカルチャー(持続的なデザイン)による菜園作りと、その効果について見ていきたいと考えています。

■研究例

・環境保全型技術の組み合わせに対する作物と耕地生態系の反応
・栽培方法による野菜の生育・品質・食味・環境保全効果
・混作栽培・緑肥によるリン循環効果に関する研究
・定植前リン苗施用によるリン酸減肥
・クエン酸施用による乾燥ストレスの軽減
・高CN比の緑肥すき込みによる土壌肥沃度の変化
・地域コミュニティー形成ツールとしての日本型・都市型パーマカルチャー農園モデルの構築

■写真 パーマカルチャーによる混植栽培の例(シアトル)

■写真 緑肥ソルガムの栽培(生態調和農学機構)